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仕事からうちの犬、ごはんのおかずその他 内容は雑多になる予定です
1年が飛ぶように過ぎていっちゃいますねー・・・
今年も
お客様が虹の橋に行ってしまう悲しいお別れがありました
いつまでもお手入れさせてもらえるわけではないことはよーくわかっているんですが
やっぱりあのくりくりおめめだったり、ぷにぷにの足の裏にもう会えないんだなあと思うといくらでも涙が出てきてしまい
仕事上何度もそういう経験をしますが、慣れることはないんですね・・・
わんこは、目に見える症状が出てきたときにはだいぶ病気が進行してしまっていることもあり
症状から本当の原因にたどり着くまで時間がかかったりで
「しゃべってくれたらいいのに・・・・せめてどこが一番痛いとか受信できたらいいのに・・・・」
と、何度思ったことか
前庭部疾患で、平衡感覚がうまくはたらかなくなったお客様もいらして
まっすぐ立っているのに世界が斜めになっていて、ずっと車酔いしているような状態
少しずつおさまっていいくようなのですが、やっと立ち上がれるようになるとまた発作のように症状がぶりかえしてしまったり
でも、毛も爪ものびますし、トイレも思うようにできないのでお尻まわりも汚れやすくなります
もう19歳という高齢なこともあり、病気になる前からもおうちから離れると不安なのかずっと鳴いている様子がみられましたので
通院以外おうちから離れることはさせないほうがよいと飼い主さんと相談して、出張でお手入れさせていただきました
とにかく時間をかけないために、今日は体だけ 今日は足だけ 今日は体の清拭 と、部分部分で作業していきました
もちろん、仕上がりはもうざくざくです
床ずれもしやすくなるのでそういう部分は皮膚が観察しやすいようにしたり、おむつの中になる部分は特に短くしたり
作業しながら飼い主さんに
「この子が亡くなったら、お棺に入れる前にも手入れしてもらえますか?」
と尋ねられて
もちろんですとお答えしたものの、そんな日が来なければいいなと思っていました
その子は最後まで親孝行で、飼い主さんと横になりながら眠ったまま旅立っていったそうです
亡くなったという連絡をいただいて、うちのトリミング室にもお別れしてもらっていいですかと伺ったところ快く許していただきました
犬が苦手なコだったので、お迎え待ちのコが少し元気にわんわんすると本当に嫌そうな顔をしたり
トリミング中に電話が入ったので抱っこしながら応対していると、まるで「いつまでほっとく気よ!!」といわんばかりに ぎゅるるるると面白い声を出したり
こうやってブラシをかけてたらまたぱっちり目をあけてくれるんじゃないかとか
いろんなことを思い出したり考えたりしながら本当に最後のお手入れをして
おうちに送っていって、きれいなお花でいっぱいのお棺に寝かせると、本当に撮影のためにちょっと目をつむっているだけのように見えました
18年間グルーミングさせていただいていましたが、様子の変化や病気の履歴など飼い主さんからもその都度教えていただけたこともあり、最後までお手入れできたのはそういう積み重ねがあったからかなあと本当にありがたく思っています
これからもなるべくわんこに負担をかけないお手入れ、勉強していかないといけないですね
前記事よりつづく
山本さんがハンドリングされるのがブラックのスタンダードプードル、Kちゃん
骨もおにく(筋肉)もコートもぴちぴちと輝かしいヤングアダルトクラスの女の子です
オーナー様にご挨拶しまして、お手伝いよろしいんですか?と伺うと・・・・・まったく気さくにお許しいただきました
おおおおおさわっていいのね!!ラッキーラッキーラッキーわたし!!
しかし大舞台の出番前です
知らないおばちゃんが無遠慮にさわっては彼女のパフォーマンスに支障をきたすかもしれませんのでそこんとこは自分のひからび気味の脳味噌にも気をつけろと言い聞かせます
もうオーナー様と山本さんで九分九厘仕上がってましたので、メインコートのバック寄りの割れやすいところや倒れがちなところをちょろっとさわらせてもらい
あとは時間の経過で落ちてくるところを直すくらいさせていただきました
後ろ寄りや横の後、正面に回って作業したんですが、お顔持ってもKちゃんは賢そうなおめめで知らないおばちゃんを静かに観察しつつ、嫌がりもしませんでした・・・・・
えらすぎる。Kちゃんの性格プラス普段のオーナーさんの接し方がこういうときに出るんでしょうね・・・・・
Kちゃんはおりこうにしていてくれたのに 毛の起こし方で残念ながら私の手癖が出てしまったのかバランスが崩れて見えるところがあり、しまった・・・・・と思ったのですがなんとカットのお許しをいただいたので鋏をお借りしました
洋裁の裁ちばさみみたいなおっきい鋏です
以前先生がジャイアントシュナウザー出してた頃に見せてもらった(そしてその当時持たせてもらったのみで切ったことはないです)くらいのおっきい鋏・・・・・
そうですよね、私がいつも使ってるような鋏じゃスタンプーのカットなんて何時間経っても終わらないですよね
とにかく次の出陳に差し支えない最低限整えさせてもらうように毛先を撫でました
でも楽しい!!この広大なカットの面積!!!
小型犬でも手元だけに集中してたらバランスおかしくなりますが、大型だとさらに全体のイメージもたないと絶対大変なことになる!!
興奮しすぎて耳の中まであっつくなりました。
そしてKちゃんがリングに
YAクラスは2頭です
Kちゃんと山本さん、今回が3度目ということですが落ち着き具合が熟練コンビのよーです
落ち着いてるけど決してトボトボではなく
滑りやすい足場のようでしたけど足がのびる、けどスリップしないぎりぎりのところでいい感じ
Kちゃんすごい。知らないおばちゃんにコートいじくられても平気なんだね・・・・・・知らないおばちゃんは感激しました
YAクラスで勝ち上がり、ジュニアのコと対戦です
ここで勝てばWINNERSです。ピンクのカードです。
いけるぞKちゃん、がんばれ!!
取りましたあああああ!すごいすごい
おめでとうございまーす!!と喜んでいたら・・・・・
写真撮りましょうとおっしゃっていただきまして、いろいろ時間の関係でジャッジさんなしのお立ち台なのはわかるんですが・・・・・
オーナー様が、「私があっちから呼びますから」となぜか枠外にいらっしゃり、なんか隅っこにいようと思ってた私がハンドラーさん以外の唯一の人間になってしまいました・・・・・
もうKちゃんのテールのポンポンで顔隠してたらよかったのに
でも本部展のお立ち台だなんてこっそり入ろうにもなかなか入れないので・・・・・・
スタンプーのショークリップに触らせていただいたり本部展お立ち台に入ったり
貴重な体験目白押しでした
おやすみいただいたぶん、このいろんな楽しい経験を普段のお仕事に還元していきたいと思います
出番前からお立ち台まで、写真を送っていただいたのを見ると・・・・・・ずっとニタニタしてますねわたし・・・・
4月2日から連休をいただきまして、東京ビッグサイトにて行われたジャパンインターナショナルドッグショーの見学にいってまいりました
毎年春恒例の見学ツアーなのですが、昨年からはインターペットも併催されてなかなか見るところ満載です
ジャパンインターではトリミングのコンペとプードルやビションのリングと、あとはなにか新しい仕事のツールがないかなーと出展ブースを見回ること(普段使ってるツールのメーカーさんがいれば、疑問を直接きくこともできますし)がまず外せないところです
インターペットではお友達のドッグサロンタロイモの山本さんが
10分で可愛く変身!カリスマトリマーによるワンポイントビューティ
という出展ブースにいらっしゃるということなのでぜひ行かなくては!!
2日土曜日の始発新幹線にどうにか乗り込み、仙台で先生と合流して無事東京に到着。
それなりの年齢のおばちゃん女性がふたりいればくっちゃべっているうちに時間は飛ぶように過ぎていきます
まぁそうですね、会話の中にかなり
「ほら、あれ あの人と一緒に なんだっけ ああいうあれの」
等々 思い出せないことを思い出そうとする時間が含まれてしまいますしね
ビッグサイトに到着しますと、あの広いスペースに(でもその昔より狭く使ってますよね)共鳴している犬の声と人のガヤガヤと。
懐かしいというかほっとする空気です
1日目の予定通りコンペに出ているお知り合いさんを拝見しつつ出店ブースを見回り、「限定○○!!」などと書かれていると荷物を増やしたくないと思いながらついつい買ってしまったり
コンペの結果発表を聞いたあと、インターペットに移動
こっちのほうが賑わっています。
外に続く扉が開いてないぶん温度も高いんじゃないかしら・・・・・
あ、いらっしゃいましたね山本さん
私は彼女のベルトのバックルとまず目線が合う身長差がありますので、遠目からでも結構すぐみつけられます
たまたまお手すきだったのでご挨拶すると、「明日はスタンプー引くのでジャパンインターのほうです」とのこと
では観戦いたしますよーということで手短ながらおいとまして明日に疲れをひきずらないように宿泊先へ移動
疲れをひきずらないようにというわりには先生とごはん食べに出た先でべらべらとくっちゃべり
それなりの年齢のおばちゃん・・・・・以下省略
うちの犬たちはどうしているかなあと思いつつ就寝
さて二日目
興味ある犬種がパドックで出番前の準備しているのをここぞとばかりに観察したり、お知り合いだったりするとずうずうしく写真を撮らせていただいたりしていると8時半になりトイプードルの審査を観戦
あああみんなきれいだなあかわいいなあ
ビションも審査も始まったので移動して観戦
写真の資料ではわかりづらいようなとこを見ます。まわりにどなたもいなければはいつくばってお腹のしたとかも見たいところです・・・・・
と、そこでふと振り返ると
山本さんが本日引くとおぼしきブラックのスタンダードプードルちゃんのトップあたりをセットしているの発見
長身の山本さんがさらに台に上がって作業しているので特にすぐ発見
これは見に行かなくては!!といそいそ移動
「お疲れ様です。このコですか?」
「お疲れ様です!!手伝ってください」
またまたそんな社交辞令・・・・・でもさわってみたいなあスタンダードのショークリップ・・・・とよからぬ考えが私の頭をよぎったのでした
つづく
新規でご利用のお客様は、15日までの枠の対応です
また、ご利用履歴のあるお客様についても残り枠が少なくなってきておりますのでお早めにご予約お願いいたします
宿泊のお預かりについては締め切りとなりました
年越し前にきれいにしたいというお客様が多いこの時期に 健康診断や検診、その他行事等で少々休みを多くいただくことになってしまってご迷惑おかけいたしまして申し訳なく思っております
天気予報に雪だるまのマークがみえはじめました
送迎についてはなるべく遅れのないようにしておりますが、天候による渋滞やなぜか寒くなると増えてくる道路工事等で予定の時間に伺えない場合も予想されますのでご理解宜しくお願いいたします
長らくブログ投稿しておりませんでしたが・・・・・
術後の経過も良好で元気に過ごしております
ただ、前回の手術のあとも良好だからと調子に乗ってたら、11月に突発性蕁麻疹なるものになりまして
今回も空気が乾燥してきたあたりに口角炎になったり傷が痒くなったりしたのでちょっと警戒しましたが、市販のビタミンサプリ摂取でおさまりました
あとは、ものすごくカーッとなって汗がふきだしますねー
予告なしではなく、なんかで集中したりちょっと焦ったりすると熱くなるみたいです
これはまあ予告済みというか更年期症状が出るかもしれないと術後言われましたので(そもそも卵巣に血を供給するでっかい動脈がぷらんぷらんになっていたらしいので、機能が衰えていたのかもしれないですが
「おお、これがよくきく更年期!!」と感動したくらいです
ネットで検索してみると
「ホットフラッシュ」というらしい
すげぇ・・・・・
「プリズムフラッシュ」、「奇面フラッシュ」「ファイナルフラッシュ」(世代がばれますけども)
まるで変身の掛け声や必殺技のような名称
このトシになってそんなスキルを身につけるなんて
しかしこのひっさつわざ、冬しか重宝しないというか冬なら熱いと思ってもすぐおさまりますが夏は困りますね
ただでさえ暑がりですから・・・・・・・
最初はもう本当にシャツをしぼれば汗がしたたるくらいでしたが最近はもあっとするくらいになりましたから夏までに落ち着くだろうくらいに思っています
そんなささいな不調より、むくみにくくなって夕方になっても足がじんじんしませんし、朝早くトイレに起きることもなくなり腰痛もすっきり解消したことのほうが嬉しくて嬉しくて・・・・・
あまりにも夜ぐっすり眠れてしまい、眠れすぎますので目覚ましのスヌーズ機能を厳しく設定しなおしたくらいです
術前はそれが日常だったので痛みに慣れていたんだと思いますが、今思えば常に骨盤の内側から小石で神経を押されてるような感じでした
体操もストレッチウォーキングも自転車も効果なしだったのに、手術で一発解消
ある意味あの痛みが出たらまたのう腫だな、と検討つきますよね
前回の検診で、「汗が出ます」と報告したところ、ホルモンの状態は血液検査でわかるので、少し間あけて調べてみましょうということで今月病院にいかなきゃいけないのですが・・・・・
数値によってはなんか絆創膏みたいなのをお腹に貼ってホルモン的な対応できるということですが、自分としては特に気にならないのに必要なのかなあと思ったりします
自分のホルモンじゃないですから、結局薬ですよね
市販薬処方薬含めて今まで薬を飲んだことが少ないので、薬飲んだり使ったりすると却って調子悪くなる感じがするのです
と、いうわけで 大変元気に過ごしております
今後も自分の力が及ぶ限りお客様のお手入れしていきたいと思っておりますので宜しくお願いいたします
おかげさまで退院し、帰宅となっております
今回は麻酔が切れた後、すごくお腹が痛かったわけですが
なぜそんなに痛かったのかは退院前の手術に関しての説明で明らかになりました(←おおげさ)
ようするに今回問題となっていた奴は、骨盤奥深くのS字結腸に隠れるように部屋というかアジト的な空間を作って周囲の臓器とがっつり癒着していた模様
お医者様はがんばって正義のメスをふるってくださいましたが癒着大王はとてもしぶとく、はがそうとしてるうちだくだく出血したのではがせないところは縫って縮めたとのこと
出血を止めるべく骨盤へまわる動脈をやむをえず縛った
正常な卵巣部分も残すことができたが、卵巣の大きい血管がなぜかぷらんぷらんになっていたのでこれまた縛って処置した
なるほど
ちなみに血管は、大きいトコをしばってもまわりの血管ががんばって血を運ぶから問題ないそうです
前回は腹全体が広く浅く痛くて
今回は狭く深くというか
今回は腹の傷についてはもう犬が腹の上を歩いても平気ですがその切った貼ったをしたとおぼしき左下っ腹はなんかの拍子(姿勢だったり寝返りだったり夕方ちょっとくたびれたなと思ったり)にビキビキします
まぁもういまとなっては痛いとかじゃなく違和感程度ですが・・・(笑
入院中や退院指導の際に、2回目の手術の場合熱が出たりする場合があるとか無理のないように日常に復帰するスケジュールを組んでくださいとかありました
しかし退院してきてうちの犬たちと感動の再開を果たし、さっそくトリミングのリハビリ練習代となってもらうとやっぱりお客様の状態も気になってしまい
少し長く休んだら却ってイライラして体に悪いなと自己判断いたしまして、13日より再開いたします
再開してもしばらくの間は様子見しながら仕事をこなすことになるかと思いますので多少セーブした件数でお手入れさせていただく予定です
お待たせしたりとご迷惑おかけする場合も多々あるとは思いますが暫くの間はちんたらトリミングについて、ご容赦くださいませ
また、しばらくはトリミングのみの営業といたします。連休明けまで体を慣らしまして、それからお泊りでのお預かりも再開する予定です
前回の手術でできた癒着を剥がすのがまた大変で出血もそこそこあったらしく、予定時間オーバーしてしまったらしいです
がんこな癒着のせいか、麻酔が醒めたら前回の5倍くらいお腹が痛くてびっくりしました
だって前回はあんまり痛いとか思わなかったので・・・
寝ても起きても痛くて、ほんとに宙に浮きたかったです
こんなん痛いなんていつになったらトリミングできるの!?と、微妙に不安でしたし
でもまる2日経ったらあら不思議、いきなりなんだかすとんとらくになりまして、爪切りくらいなら今すぐできんじゃね?と、いった気分です
効率的に養生して、早くみんなのつるつるだったりふわふわだったりつんつんだったりのコートに触りたいですねー
- カテゴリー: 携帯投稿
- 2015/04/0411:53
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- dogsalon-puff
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- 2015/04/0406:17
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